研究結果報告書

研究報告書9・クルマを乗り換えるという事

①インスパイアに乗り換えて。

営業車をBMWミニクーパークラブマンからインスパイアと交換して一月ほど経ちました。クルマを替えるというのは、生活に大きな影響を与えてくれる事を改めて思い出しました。朝起きて庭を見ると、いつもと違うクルマがある。それに乗って仕事に行く。それに乗って帰り、次の休みには何処かに出掛ける。普段と同じ生活をしても、クルマがいつもと違うだけで運転の仕方はもちろん風景まで変わって見えます。しかも今回の場合、真逆の性質と言っても過言ではないクラブマンとインスパイア。クルマへのこだわり方は十人十色ですので、大排気量(3500㏄)セダンの良い点・悪い点をまとめてみました。

②なにげにデカイ。インスパイア!

まず運転して思ったことは「デカい。」でした。とくにミニクーパーから乗り換えたせいでもありましたが、かつてはエクストレイルにも乗っておりましたので少々デカくても驚くことはないと思ってました。幅はカタログ値では25㎜インスパイアが広いです。しかし、高さがない分もっと広く感じます。助手席のドアがとても遠い。幅もさることながら、長さもあります。全長はエクストレイルより300㎜長いです。(ちなみにクラブマンとの差は1003㎜と1メートル以上違いました。)バックカメラがついているから良いものの、どこの駐車場にいってもギリギリです。外見でのインスパイアの印象は、威圧感のないマイルドなセダンだと油断してました。実際に運転してみると大きさに驚きました。本来私は、キビキビとした実用域での加速の良さとか取り回しやすさがあるクルマが好きで、大きいクルマは苦手でした。でも乗ってみると落ち着いた雰囲気と申しましょうか、大人のクルマというかんじで余裕や安心感で包み込まれます。セダンも良いものですね。

③280馬力のエンジン。

当時のインスパイアは、国産3500㏄クラスのセダンでレギュラーガソリン仕様でありながら、唯一280馬力を叩き出して話題になったクルマです。しかし「セダンは優雅に乗るもの。」と思っている私は、V6エンジン特融の「ふぉぉぉおぉん」という静かで重く低音で上質なエンジンサウンドを奏でて巡行しております。でも「少しだけ、アクセル踏み込んでみようかな。」と思う時が誰しもあるはずです。見通しの良い直線で交通量も少なく、人通りもない道路でアクセル全開にしてみました。「くっおぉぉぉぉおおぉおぉん!」と甲高いエンジンサウンドに豹変。暴力的な加速と共に強烈な加速Gが掛かり、すぐにアクセルを戻しました。もうそれ以来アクセル全開はやってません。インスパイアは現在でも速いクルマの部類に入ると思います。「その気になれば速い。」こういうのも大排気量セダンの魅力ですね。

④燃費悪~い。(´;ω;`)

燃費はカタログ値で9.8㎞/ℓです。カタログ値でです。悪すぎます。レギュラー仕様で燃料代が安くても、燃費が悪いのでプラマイゼロです。当時のレクサスIS350が比較対象に丁度良いかと思いますが、カタログ値で10㎞/ℓです。ん?そう考えれば燃料代で少し有利かもしれません。でもクラブマンはハイオク仕様でしたが、インスパイアの1.5倍くらい経済的でした。いずれにせよ今は燃料代が高騰しているので、大排気量車は人気がありません。大排気量車に乗りたかった方はチャンスです。レクサス軍団も昨年より明らかに値下がりしております。是非ご相談ください!実はクラブマンと入れ替えたのも大排気量車の価格が下がっているため、営業車にして減価償却するためです。ところで私のインスパイア、実際の燃費は7.4㎞/ℓです…。

⑤ホイールを変えてみました!

インスパイアの純正アルミホイールは、個人的にイマイチなデザインだったので社外品に交換しました。中古品で送料込みで25,000円くらいでした。純正だとホイールが中に入りすぎているので、計測しました。フロントは17㎜・リヤは25㎜外に出しても問題ないようです。(私は自動車検査員の資格も持っています。平成11年に修得しました。)理想的なインセットを割り出し、ホイールのデザイン・色・インチ数など自分好みの物をチョイスしました。現在の法律だとタイヤはおおむね1㎝程度はみ出しても良いらしいですが、クルマ屋としてイメージ悪くなると嫌なのではみ出さないホイールにしました。その後「車高下げたい病」にかかりましたが、2週間ほどで治まりました。私は職業柄こういったドレスアップはセーブしながら行っていますが、シャコタンでツライチホイールのクルマは素直にカッコいいと思います。これも立派なクルマの楽しみ方だと思います。違法はダメですけどね。

⑥カスタマイズ機能。

クルマの取り扱い説明書。分厚いです。誰だって面倒で読みたくないと思いますが、クルマを買ったら一度ぐらい読んでも良いと思います。知っているようで知らなかった事や、そのクルマ独特の機能などの記載があり読んで損はないかと。インスパイアの取説にカスタマイズ機能なる記載がありました。カスタマイズ機能とは工場出荷状態から、様々な機能を自分の好みに合わせる機能です。一部ご紹介すると、オートライトの調節、ドアロックアンサーバックのオンオフ、ドアロック施錠解錠の設定などです。私の場合オートライトはあんまり敏感に点灯して欲しくないし、暗くなって点かないのも困るので5段階ある中の下から2番目の感度にしてます。ドアロックアンサーバックについては施錠解錠の時「ピッピッ」というブザーは鳴らなくしました。自動ドアロックは車速連動にし15km/h以上になるとロック、シフトをPレンジに入れて解錠するようにしました。

⑦LEDバルブ。

ヘッドライトはLOビームにHIDが入ってますが、それ以外はハロゲンです。フォグランプと車幅灯、ライセンスランプ(ナンバー灯)をLED化しました。今は非常にお安く入手できるアイテムですので、是非ドレスアップにご利用ください。フォグとナンバー灯は直感的にたやすく交換できますが、車幅灯は中々難しく取説を読んで、更にネットで検索して交換の参考にしました。大概の事はネットで検索すると情報がもらえます。親切な方々がご自分の経験を基に説明して下さるので、便利な世の中になったものだと思います。特に中古車は様々なメーカーのクルマを扱います。修復方法や故障探求・部品価格や故障しやすい箇所など、重要な情報を拾う事ができて大変助かっております。またネットを通じて全国各地の方へクルマを販売させて頂けるのも、当研究所の強みとなりつつあります。良き時代に生まれたものです。

⑧維持費について。

維持費はやっぱり高いと思います。輸入車などを見ると一昔前まで大きかったセダンなどは、どんどん排気量を小さくしています。ベンツやBMWが1800㏄とかです。1800㏄と3500㏄の自動車税の差額は年間で18,500円です。年間で見れば少なく感じるかもしれませんが、支払う時には精神的ダメージ大です。加えて燃料代。先ほど述べた通りクラブマンと比べ1.5倍の燃料代になっております。大抵の大排気量車はタイヤも大きいですし重量もありますから、減りも早く交換時には大きな出費になります。エンジンが大きいとエンジンオイルの容量も増えますし、何かにつけてお金が掛かります。ただ、それでも乗る価値はあると思います。こういった大排気量セダンの魅力は単にお金の話ではなく、代えがたい乗り心地とかステータスとか人によって違うでしょうけど、何らかの魅力があります。その証拠に新型クラウンは予想以上に沢山売れてますし、レクサスを街で見ない日はありません。買った人が皆お金持ちなのかと言えば、そうでもありません。(失礼しました。)そうした大排気量セダンを選ぶ方にとっては、エコカーを買うよりも「費用対効果」が高いのかもしれません。

⑨インスパイアの満足度。

「運転する楽しさ。」で言えば、レトロな雰囲気を持ち、6速MT車でキビキビと走り、実用域での加速性能で勝るクラブマンに軍配が上がります。ちかごろ台風の影響で、娘を学校へ送っていく機会が増えました。他の親御さん達も同様に自家用車に我が子を乗せて学校まで送ってきてました。そのクルマを見ると、ミニバンや軽自動車などが多いでしょうか。今の時代セダンをお使いのご家庭も少なく、セダンは私のインスパイアくらいかなと思っていたら黒いベンツのセダンが来ました。ベンツは優秀なクルマですが、個人的な意見を言わせてもらえれば子供の送迎には向かないかもしれません。自分だったら「いかにも。」的で照れるかなと。(※ベンツをディスっている訳ではありません。)そんな事を思いながらインスパイアはどうなのか考えてみると「まあ。ちょうど良いくらいかな。」と思いました。威圧感も嫌味もなく、割と上質。私のように高校生の子供をもつ世代にはピッタリかもしれません。ミニバンで来てる親御さんたちも、まだ乗れるから乗ってるだけの話であって「次もミニバン。」という方は少ないと思います。小さかった我が子も既に高校生。あと数年で親元を離れますし。このシチュエーションでクラブマンというのもアリと言えばアリかも知れませんが「ちょっと変わり者のお父さん。」と見られる危険性もあります。なので私の場合、「ステータス」として言えばインスパイアの勝ちです。中々良いクルマであります。最後に一言だけ付け加えますと、先述のベンツよりウチのインスパイアの方が排気量は上です(笑)※ディスってませんってば!

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