研究結果報告書

研究報告書3・後悔しないクルマ選び

①用途と程度のバランス

クルマを選ぶ時には「誰がどのように使うか?」を考える事が重要だと思います。お子様が免許をとって初めて買うクルマである場合や、奥様がパートの通勤や買い物に使うクルマであったり、家族のドライブで使うとか、ちょっとした畑を持っていて農作業に使いたいなど、用途によって予算を考えるべきです。私としては是非ともクルマを「趣味」として持って欲しいのですが、何台もクルマを所有するのも大変ですので、趣味と兼用できる実用的なクルマを一台選ぶのが「飽きないクルマ」になるのではないかと考えています。私は以前に現行エクストレイル(T32型)と一世代前のエクストレイル(T31型)を立て続けに乗りましたが「飽きないクルマ」はT31型エクストレイルでした。今すれ違ってもT31型の方がカッコイイと感じます。あくまで個人の意見ですが、SUVを考えた時に、悪路を走破するような「ワイルドさ」が欲しいと思うのは私だけではないと思います。近頃のSUVは、どう見ても「舗装路」しか似合いません。流行のデザインは繰り返される傾向にあるので、再びワイルドなSUVが誕生すると思います。T31型は良いですよ。落札相場も落ち着いてきました。

②オークション会場の評価だからといって、信用してはいけません。

いわゆる「事故車」というクルマは、必ず流通しています。業界では「修復歴有り車」と呼びます。オークション会場では「R点」という評価になります。当研究所の展示車両は、仕入れる段階で修復歴車を除外してクルマを選んでおりますが、オークション会場の検査官が修復跡を見逃す場合も稀にあります。なので、落札したクルマが到着したら直ぐに確認しなければなりません。クレーム期間内であればキャンセル、もしくは落札価格の減額が可能だからです。判定が際どい場合、第三者機関に依頼して判断してもらう事もあります。

③後悔しないクルマを買うには

私は事故車をお勧めしていません。あんまりクルマに詳しくない方は、修復歴無しのクルマで、評価点4.5点以上のクルマを買われることをお勧めします。4点でも良いのですが、大抵は軽めの鈑金修理が必要になります。3.5点だと、どっか壊れてます。3点以下は、きっと後悔します。なんなら軽めの「修復歴有り車」の方が安く変える分お得かもしれません。「オレは気にしないから大丈夫だよ。」という方でもお勧めしません。4点以上のクルマを狙って下さい。それでも「今回はどうしても安く上げたい。」という方は、落札をお引き受けさせて頂きますが、ある程度の余裕を持って入札限度額を決め、不具合箇所の修理に充てられる費用を残しておくことを強くお勧めいたします。私にできる範囲の修理でしたら、お力にもなりますし。

④事故車を落札する特殊な例

うちのミニキャブバン(4WD・AT車)は、あえて事故車として出品されていたクルマを落札しました。リヤフェンダーが事故ってます。仕事上どうしても荷物が沢山載せられて、4WDで、維持費が安い軽自動車が必要だったので。減ったタイヤを運んだり、携行缶のガソリンを買いに行ったり、冬場には灯油なんかも買いに行きます。それと、この辺りのゴミ収集時間は早く、研究所がオープンする前に収集車が過ぎ去ってしまいます。だから私はミニキャブバンで自宅近くの収集所に運んでいます。多分、夏には趣味の釣りにも使うでしょう。とても便利。まともに評価点がついている軽バンの4WDは、古くなっても値段が落ちません。仕事で近場を、たまーに乗るくらいだったら「事故車でもいいや。」と思って買いました。結果、すごく良かったです。雪道なんかは「多少ぶつけてもあきらめがつく。」という理由で、前に乗っていたエクストレイル4WDより安心して運転できました。ちなみに落札価格は46,000円でした。「こうゆうクルマ、欲しい~!」という方は、研究所へお越しください。これはこれでお役に立てる事だと思いますので、喜んでお引き受け致します。

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