先日の新聞に「新車販売、増税影響続く」という見出しの記事がありました。2020年1月の国内新車販売台数は、前年同月比11.7%減で4か月連続マイナスとなった模様です。

 

たしかに4か月前といえば、消費税が8%から10%へ増税されたタイミングです。しかし、落ち込みの原因は本当に消費税の影響なのでしょうか。そもそも少子化が続く日本において、免許人口が減っていくことは避けられないことです。新車販売台数は上がったり下がったりを繰り返しながら、消費税には関係なく減少していくものだと考えております。

 

新車の販売台数減少は、数年後に中古車業界へ影響を与えます。「新車=のちの中古車」ですし。市場に出回る中古車が不足すれば、当然値上がりします。中古車も値上げとなれば「カーシェアリング」といった「所有しないクルマの利用方法」に注目が集まるとも考えられますが、ゆくゆくはこちらも値上がりすると思います。

こうした時代に楽しくクルマを利用していくには「永く乗れるクルマ」を選ぶ事が肝要です。永く乗れるといっても、頑丈なクルマを選ぶという意味ではなく「このクルマだったらずっと乗っててもいいな。」と思えるクルマを選ぶという意味です。

 

沢山の方々のクルマ買換え現場を見て参りましたが、きっかけは車検や高額修理・環境変化など様々です。しかし根底にあるものは「このクルマ、飽きた。」というのがほとんどでしょう。本当に気に入ったクルマの場合、車検が来ようと、修理代が掛かろうと、ガソリン代が上がろうと乗り続けることができます。まわりの人が乗っているクルマと自分のクルマを比較して「流石に買い替えようかな。」と思うのも飽きている証拠。新車の時は大切に、ときめくような気分で毎日を過ごしていたものの、何年も経てば運転もつまらなくなりメンテナンスにもお金を掛けず他人のクルマにばかり目が行ってしまう。うちで仕入れたクルマを磨いたり整備記録簿を見たりすると、最初は大事にしていたのに徐々に気持ちが薄れていった事が良く分かります。(前の持ち主が手放したことを後悔するくらいに仕上げますけど。)

 

とは言え、いつまでも「飽きないクルマ」を見つけることは容易なことではありません。特に新車の場合だと難しいと思います。これから古くなる新車は、古くなってみて自分や人の目にどう映るか判断できないからです。古くなってもカッコいいクルマは、古くなってから気付くものだと思います。

 

なので今現在の「中古車市場で価値の高いクルマを参考に選ぶ。」というのもクルマ選びの方法と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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