自動車の役割というものを考えてみたとき、人や物を運ぶ「運搬する道具」であることが基本になると思います。

 

そこを基本に安全性や快適性、ランニングコスト、環境性能を高めていくのが現在の主流。自動でハンドル操作をしてくれたり、危ない時には勝手にブレーキを掛けてくれる賢いクルマを開発し、燃費が良くて有害な排気ガスを出来るだけ出さないクルマ造りをしてきた結果、価格の割に魅力のないクルマが沢山誕生しました。

もちろん全てがそうだとは言いません。しかしオークションで大量に出回っているエコカーを眺めていると、それが一般ユーザーの応えのような気がします。年式からすれば評価点の低いそれらのクルマは、オーナーから大切に扱われていなかった事を物語ってますし、登録未使用車の多さは販売店が頑張ってもメーカー側が期待するほど世の中に受け入れられていない証拠です。

 

新型車の開発をされている方々には是非、オートオークションというものを本気で見て頂きたい。そこに貴方が造った製品に対する世間の評価が現れています。

環境性能が良くて安全性が高いクルマを造れと言っているのは一体誰なんでしょう。少なくとも我々一般ユーザーではないような気がします。どれだけ安全性が高いクルマを造っても、安全運転を考えてないドライバーは事故りますし、環境の事を思わない人は何かしらで地球を汚します。

 

今こそ「人や物を運搬するという基本」にトッピングすべき要素は、安全性や燃費の良さだけではないように思います。

 

 

 

 

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