不正な検査はしたものの、品質に問題はございません。」

 

カタログ記載の燃費なんて最初から期待してないし、心から謝罪して再発防止策を徹底すれば良いだけの事だと思っておりました。

しかし「品質に問題はございません。」というのは引っ掛かります。

問題発覚後、再度計測した数値を見て「基準内だから、問題なかったね。」って話しだと思いますが、

 

基準値内=品質が良い。と決めてしまっても良いのでしょうか。

 

中古車とは一物一価です。二つと同じものは存在しません。その人が「欲しい。」と思えば、遠方からでも買いに来られます。欲しいという人が複数いれば、価格は上がり続けます。

 

国産でも昭和を一世風靡した「名車」と呼ばれる車種は今でも引く手あまたの魅力を持ち、当時の新車価格を遥かに上回る値を付けている車種もあります。一方で同じ年式でも解体屋さんに山積みされ、グラム幾らで「鉄」として売られていったクルマもあります。単に古くて珍しいから価値があるわけではなく、開発者・製造者の熱量が高かったクルマが名車になると考えております。

 

ここ近年に出回ったクルマで、後の世に「名車」と呼ばれるクルマは何車種あるのでしょうか。

 

熱意を持って取り組んで、本気で「良いクルマを世に出そう。」と考えていれば、そのクルマは「名車」となるでしょう。不正検査なんて絶対しなかったと思います。誇りを持ってユーザーに贈りたいし、思い入れもあるし。

 

製造者の熱意が高い=品質が良い。と考えるべきです。

 

堂々と「熱意が足りなかったために不正な検査を実施した。思い入れのないクルマを世に出してしまい申し訳なかった。」という謝罪ならば、もう再発がないと信用できるし今後は多数の「名車」を世に送るメーカーになると思います。そして私は、そのメーカーのファンになれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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