こちらは既に展示されておりますが、やはり状態を知っておくのは大事だと思って点検してみました。このクルマを仕入れたころは展示前に点検するということはしておりませんでした。遅ればせながら早速点検してまいります。
走行距離的にもう少ししたら交換時期かと思ってましたが意外にきれいでした。輸入車は交換サイクルが長いのかな?と思ってサービスブックを見ると「2回目のエンジンオイル交換時に交換」と書いてありました。なんで?エンジンオイルとエアクリーナーに何の関係が?
続いてスパークプラグを点検します。このエンジンでよくあるのがプラグホールへのオイル漏れ。プラグを外すとオイルがベッタりなんて事があります。その場合カムカバーのパッキン交換が必要になります。こちらは問題ありませんでした。
基本的に中古車の場合エンジンを掛ける時は敷地内の移動だけです。知っている人は知っていると思いますがミニのエンジンは直噴なので燃焼室内にカーボンが溜まりやすく、それを防ぐには燃焼室内を高温にして走行してあげる必要があります。(要はエンジンをブン回すってことですな)実際に普段は安全運転のお客様が、アクアかなんかに煽られて頭に来たんで、アクセル全開にしてぶっちぎってやったらエンジンの調子が良くなった。と言う話を聞きました。話がズレましたが敷地内だけの移動を繰り返してばかりの展示車ミニ、プラグはカブり気味かと思ってました。画像をご覧ください。全然大丈夫です。良かったです。
CCDカメラで燃焼室内を撮影しました。クラブマンのシリンダーヘッドを下ろした時は下地が見えないくらいカーボンが付着しておりましたが、こちらは信じられないくらいキレイです。